心配のエネルギーについて

こんにちは

多紀理久美子です。

今日は心配のエネルギーについて、

お話してみようと思います。

なにか心配事があるとき、、

身近なひとのことが心配でたまらないとき

もういてもたってもいられません

頭からそれが離れません。

最悪の結果を想像してはイライラして

わたしにできることはないかしら

もっとこうしておきさえすれば、

あのとき、ああしていれば

なぜ気づかなかったのか、、

わたしが手助けしなかったせいで、、

ああどうしてもう一度確認するように

言わなかったのだろう。。

もっとできることがあったはず。

ひとりでやきもきして、

最後までちゃんと見張っていなかった

自分を責め始めます

わたしはいつも子どものことが心配で

見張ってばかりいました

あのプリントは提出したの？

ゲームの時間は守りなさい

風邪をひいたら大変

お友達と仲良くできているかしら

車に気をつけるのよ

あーやっぱり引き止めればよかった

言ったことできてないじゃないの

ほらごらんなさい

あれほど注意したのに、、

そんなやり方じゃ失敗してしまうわよ

と、ついつい口うるさく言ってしまう。

心配のエネルギーは

それを向けられた相手にとっては

重いものです。

たとえ相手によかれと思う親切心や親心であっても。。

だってその裏には、

あなたがちゃんとしてくれないと

「わたしが」困るのだ

という気持ちが少なからずかくれているから

あなたが悲しい思いをすると、

「わたしが」罪悪感を感じるのが辛い

あなたが苦しい思いをすると、

「わたしが」後悔してしまうのがこわい

あなたが幸せでいてくれないと

「わたしが」悲しくなるから嫌だ

だからあなたは、

わたしの言うことを聞きなさい

そういわれているような。。

当然悪気は全くありません

それどころか、

心配することこそ

責任を果たすことだと

悪い結果前提でしか

モノゴトをみることができなかったときの話です。

いまでも時々やってしまうのですが。

じゃあ心配事があるときは、

一体どうすれば？

良かれと思って

心配のエネルギーを思い切りぶつけるのは

ちょっとストップ

きっと大丈夫であるという世界を選択する。

いい結果を迎えて

笑顔になっているところを想像して、

先に、安心してしまうことです

そして、

いま自分の目の前にあることに集中する

お野菜を刻んでいる自分

キーボードをたたいている自分

歩いている自分

仕事の打ち合わせをしている自分

珈琲を飲んでいる自分

そこから離れないと決める。

最初は、こんなことできっこないって思っていました。

でも、こわくても

えいっと

一度やりだすと

案外

そっちの状態が普通になっていきます

不安なこと

気がかりなこと

が浮かんできたらそれを否定もせず

浮かぶままにそっとしておく

具体的にできる手を打ったら

あとは大丈夫の世界

イマココにいるときめる