昔、通訳翻訳の勉強にいそしんでいた時
めちゃくちゃ辞書をひきまくっていた
もちろん、電子辞書♡
一括検索ができるところが気に入っていた
愛用していたのは
Seiko Instruments Inc. SR-G10001
(SIIは、電子辞書事業から撤退されているみたいだけど。。Amazonではまだみかけた。)
だけど、ある日
プロの翻訳家の先生が
紙の辞書も引く癖をつけなさいとおっしゃった
えー
時間かかるやん
こちとら、勉強以外にも家事、子育て、仕事、地域や学校の役員etc.といくつものワラジを履いてるんだけど。。(´-ω-`)
と思った。
だがそのあと、むかーしむかし
中学校に入って最初に英語の辞書を持った時のことを思い出したのだ。
そーいえば、一発で調べたい単語のページを開けるのが楽しかったな。。と。いや、これはわたしの密かな遊びだったけれど。
紙の辞書って、開いたページにその他のいろいろな情報が載っている。調べたい単語以外にも似たような綴りの単語なのに、まったく意味が違うものとか。それに、絵が好きなわたしは、とにかくちょっとした挿絵が好きで、挿絵のページだけを探したり、、と、授業そっちのけで辞書をめくっていたこともあった。
不便なモノやコトって、
そこに思わぬスキマができる。
それがオモシロイ=興味深い。
ふと異空間に入り込むような
最初に手を付けたもの以外のところに惹かれて、調べ出して、最初に何をしようとしていたのか分からなくなることもあるけれど、、気が済むまで調べているうちに勝手に知識が身につく、ということもある。
不便なモノやコトは、別世界と出会う機会。
いってみなければわからない
やってみなければわからない
そうしたからって、目的にたどり着けるかどうかはわからない
けれど、思わぬ出会いも待っている
そこから繋がるなにかがある
多くのひとがこれを無駄、という。
だけど、ときには無駄を承知で
不便を楽しむのもいいなぁと思ったのだ。
確か、結婚して3、4年経ったころ
オットに誕生日プレゼント何がいい?
と聞かれて答えたのは
分厚い英和辞典だった←オット氏(・・?
色気なしw
その裏表紙に
オットにひとことお誕生日のメッセージを書いてもらって、喜んで子育てしながら、趣味に翻訳の通信教育を始めたんだった。
当時から、ちゃんと好きなことしていた♡
いまはなんでもネット検索できて本当に、有難い。便利だなぁと感動する。本当にすごい。うっかり調べ出したら止まらないw沼にハマる。
とはいえ、実際のことは
現場に足を運ぶ
書籍を確認する
本人に聞く
手で触れる
実際に体験してみる
ことが大事だと考えている。
百聞は一見に如かず
ネット情報と実際の差を確かめたい。
不便さの値打ちも忘れずにいようと思ふ。
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
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