いろいろ迷いながらも
わたしは専業主婦になることを選びました。
それまではバリバリと
会社で働いていたし、
わずかながら、貯金もあったけれど
お仕事をやめて
お金、という収入がなくなってから
わたしがこの子たちに手渡してやれるものは何だろう。。と
よく考えていました。
オットなら、何か子ども達の将来に
役立つものを手渡せるかもしれないけれど
わたしには残してやれるモノが
何もないなぁ。。なんて
思っていた時期がありました。
わたしが居なくなっても、
この子たちに残るものって何だろう。。と
どこかで、自分が死んだあと
この子たちを助けるようなものはないかな、と考えていたんですよね。
それで、あるとき、
無形文化財を残せたらいいな、と
思いつきました。
それは、感性の学び、です。
学校のお勉強も大事ですが、それ以外に
様々な体験を通じた感性の学び、、
一回身に着けたら無くならないなにかを。
中でも、音楽とスポーツは
世界共通言語なので、
大事にしていました。
音楽は、ピアノのレッスンや発表会に
ずいぶんと家族の時間を捧げました。
スポーツは、家族でスキーにでかけたり
旅先で山に登ったり、ラフティングなどの
レジャースポーツを楽しんだり、
水泳、サッカー、バスケット等
そのほか、定着はしなかったけれど
ゴルフの練習に連れて行ったりもw
それが、どんな風に子ども達に残ったのかは
測れないけれど、
体験、を通じて何かしら感性が育つ一助になったのではないかなと
勝手に納得しています。
美術館はわたしが好きなので、普段からよく訪れていましたが、きっと退屈だったろうなぁ。。ママまだぁ?という顔をしながら、渋々ついてきていましたから。
ごめんごめん(笑)
そして、実は
子ども達に残したい、、と思って
いろいろしていたことで、
わたしたち親が一番楽しんでいました。
子ども達が何かをする姿を見守る楽しさ。。
一緒に何かを体験することを通じて
一番楽しんでいたのは
わたしたち親だったなぁと思います。
無形文化財を子ども達に、、と
思っていたけれど
結局は、
親のわたしたちにたくさんの思い出が残りました。子ども達はすっかり忘れているだろうなぁ(笑)それでいいんです。
今現在、一緒に暮らそうが、離れていようが
諸事情で
ほんの短い期間しか一緒に過ごせなかった
としても
それでも
ほのかに温かな体験の記憶が
それは愛でしかないなぁと思います。
普段は忘れていても、魂にはしっかりと刻まれている。
それが本当の無形文化財だと思います。
音楽やスポーツ以外にも
抱っこした記憶
ご飯を食べさせた記憶
子守歌を歌った記憶
一緒に泣いたり笑ったりした全ての記憶。
これは全部財産。
魂に刻まれたレガシーです。
きっと、わたしたちもそんなレガシーが
沢山刻まれていますよ。
こうして、わたしのブログに来てくださっていつもありがとうございます♡
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
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