案外少ないと思います。
時々、すごく手広く様々な活動をなさっている方をお見掛けしますが、そういう方は
一か所に留まるのは逆に苦手でもてあます、分散回遊型だったり
いくつかを同時に手掛けるのが得意な、同時進行型、
ということがいえるでしょう。
それでも、ひとつひとつの守備範囲は
限られているかと思います。
さて、
自分の守備範囲を知る、と聞いて
なんとなくがっかりする方がおられるかもしれません。
だって、できたら
もっと広い世界で羽ばたけるようなことを
言ってもらいたい、
夢のある一言を言ってもらいたいと
思っておられる方が多いからです。
自分には、もっと大きな可能性があると信じたい
自分には、思いもよらなかった才能があると信じたい
ある日、夢のような大転換が起こると信じたい。。
そう考えるのが、わたしたちです。
でも、そう思うならなおさら、
自分の守備範囲を知ることが、とてつもなく大事です。
例えば、、、
いまあなたがおられる職場で、
あなたの役割は何でしょうか?
どこまでが、自分の守備範囲で、
どこからが、守備範囲外、でしょうか。
A)できるからやる、なんでも手を出す、を
やっていないでしょうか。
逆に、
B)もう少し広い範囲が自分の守備範囲、、と
気づいていながら、
そこは他の人にやらせればいい、と、つい見て見ぬふりをしてはいないでしょうか。
もっと自分のことをわかってほしい
もっと認めて欲しいと思っているひとは
A)の状態に陥りがちで、
損をするのは嫌、または、
自分の方がひとより優れている
と思っているひとは
B)の状態に陥りがちです。
そんな場合は、
出すぎたり足りなかったりのしわ寄せが
常にどこかで発生する、”不調和”が起こっています。
なんとなく働きづらいなぁ、、と感じ
あのひとが、こう変わってくらたらなぁ、、と思うことはどんな職場でもあることです。
とはいえ、
ひとを変えることはできない、
は、魂視点の鉄則です。
まずは、
自分の守備範囲を客観的に見直すところから。
そうして、自分の守備範囲で、
最高のクオリティの仕事をすることから
状況整理をしていきましょう。
それができたうえで、次の一手を打っていく。
守備範囲を広げて、マネジメント側の視点で
職場を見直していく、
あるいは、自ら別の分野に打って出る、ことを考えるタイミングがきます。
自分の守備範囲をしっかり守る
が、できた時点でおのずと周りが変わっていき状況が動いていくから不思議です。
転職したくてたまらなかったけれど
案外もっとここでやれることがあると気づける、とか
いや、すぐにでも次に行こう、と迷いなく決断できる
そんな、あなたになっているからです。
あなたの持つエネルギーを適所で
最大限に発揮する、をつづけていれば
自ずと道は開けていくのです。
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
0コメント