領域を確保すること

セッションをしていると、

憑依体質の方が一定数おられます。

何事も影響されやすいのです。

素直で、信じやすい場合や

ご自分に自信がない場合などがあります。

自信がない場合、

強い主張をするひとに支配を受ける方が

自分で考えて行動するより

ずっと楽で、安心すると感じる傾向にあります。

特徴としては、ネガティブな状態のとき、

落ち込んだり、心に隙ができたときに

すっと、自分以外の意識が入ってきて

知らないうちに自分ではないようなふるまいをしてしまう。表情や話し方が普段と違う、それを身近なひとに指摘されることがある。

やたらイライラしたり落ち着かない、眠れない、

という現象に悩まされることがあります。

ひとの口調やしぐさの癖に

知らないうちに影響されやすい方も憑依されやすい場合があります。

憑依というと怖いイメージがありますが、

これは、その方の能力の一つとも言えます。

ぱっと相手の特徴をとらえられる能力、

相手に合わせることができる能力。

ですから、学校のお勉強が得意な方

共感する能力が高い方が多いのも特徴です。

俳優さんにもこういう方が多いでしょう。

肝心なのは、

「切り替える力」なのです。

自分の領域をいかに確保するか。

同情したり優しいコトバをかけたとしても

相手のことに理解を示したとしても

ここから先は、

ご本人が時間をかけて対処しなければいけない問題である。相手の領域であると、しっかり認識すること。

また、自分はこれ以上踏み込まれると不快である、ということを大事にすること。

その領域をあいまいにしていると

うっかり相手の領域に巻き込まれて苦しむことになり

なかなか戻ってこられなくなります。

そういうひとが

「自分は冷たい人間だ」と

自分を責めやすいのですが、、、

それはまったくの誤解です。

あなたはとても優しいのです。

親切で優しすぎるのです。

でも、

救うのはまずあなた自身から。

その順番を決して忘れてはなりません。

天から授かった、その高度なセンサーを

あなたを慈しみ喜ばせることにお役立てください。

そうして、あふれた愛のエネルギーが

勝手に、あなたの周りを

満たしていくのだということを

知っていてください。

Thank you for reading my blog.

Sofie KT.