木の上に立って見守る気持ちで
大事なひとのそばにいる。
大事な子どものそばで応援できる。
このことが、本当はとてつもなく幸せなことだと身に染みてわかっています。
渦中は、ただただ心配で
子どものために”わたしが”
とどんなに焦っても
結局、祈るしかできません。
共通テスト初日が終わりましたね。
我が子のときは、センター試験という名称でした。
本人は、自分が決めたスケジュールを淡々とこなし
時には友達同士で勉強したり
予備校の自習室にこもったりしていました。
センター前には友達数人と
神社へお参りにいったりもしていました。
当日は、冬型の気圧配置が強まり
雪が積もる寒い朝だったことを思い出しています。
会場まで車で送りたい気持ちにかられましたが
友達と待ち合わせて
公共交通機関で試験会場にいく背中を見送りました。
結局、お弁当を渡して、
気を付けて無事にいっておいで
待ってるからねと声をかけることぐらい。
頑張る子どもに親ができることは
ほんの少しだけです。
そばにいること。
衣食住を整えること。
自分の守備範囲でできることを粛々と進めながら
淡々とルーティーンを繰り返すこと。
実は、ルーティーンを繰り返していると
ちょっとした違和感に気づきやすいのです。
おや?と思ったらすぐに対応できる良さがあります。
そのためにも、普段から暮らしをリズムよく整えるって大事だなと思います。
頑張っている子ども達だけではなく、
頑張っている大切なひとに対してできることは
不安でも怖くても逃げ出さないで
そばにいること。
粘り強く、希望を失わないこと。
あれは、そのひと本人のお題なのだ
誰も手出しはできないんだと
あらためて肝に銘じ
できる限り本人の意思を尊重すること。
かくいうわたしは
ある大切な子どもの節目に、
立ち会えなかったことが有ります。
子どもがキャプテンを務め
全力で頑張っていた体育会の
最終戦を、見逃してしまったことです。
それまでは、
よく時間を作って応援にいっていたのに、、
最後のチャンスを
自分から棒に振ってしまった。
その少し前に
あることで子どもと喧嘩になって、、
しばらく口をきいていませんでした。
もうわたしの助けなんかいらないんだと、
わたしが強く拗ねてしまったのが理由です。
当時のわたしは、下の子どもが無事大学生となり、
この子を大学に入れるまでは
離婚せずに頑張るぞ、、みたいな気持ちで
とにかくがむしゃらに頑張って生きていました。
それで、急に肩の荷が下りたのか
気付いたら
空の巣症候群みたいな感じになっていました。
今思えば、更年期障害だったんですね。
気分が不安定でイライラしたり、
カッとなりやすかったこともありましたから。
ワタシノコトナンカダレモヒツヨウトシテイナインダ...(´;ω;`)ウゥゥ
と、急にさみしくなって泣けてきたりしていました。
完全に、ホルモンバランスの崩れですw
あの時、
大事な最終戦だとわかっていたのに
見にきて欲しいとわかっていたのに
拗ねきっていたわたしは、別の用事を優先して、
試合会場へはオット一人に行ってもらうことにしたのです。
拗ねる、、ってほんといけないことだなぁ。。
拗ねて意地を張ると、
一期一会のチャンスを棒に振ってしまうこともある。
上の子どもの雄姿をこの目でみたかったなぁ。
その夜、
アイツ、ものすごく頑張ってたぞ!と
オットの白熱した解説付きで
試合の録画を見せてもらったけれど、、
ひとに親ばかだと言われても、
喧嘩していたって
やっぱり応援に駆けつけてやればよかった。
手痛い失敗談です。
いろんなことがありました。
これからも
ややこしい、いろんなことを
喜怒哀楽しながら
しっかりかみしめて生きていきたいなと思います。
愛って実にめんどくさいものなのです。
いちいちめんどくさくて
身勝手で
我がままで
実は
とても愛おしいものです。
心配なお気持ちを抱えておられる
親御さんたち
あなたが育てたお子さんは
あなたが想像している以上にしっかりしていて
あなたが想像している以上に強く賢いひとです。
ご自分の意志を持ち、
想いを実現しようと頑張っています。
ちゃんと我が道をみつけていきます。
大丈夫。
引き続き
ご健闘を心からお祈りします!
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
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