魂の世界に帰ったひとを神格化する傾向があります。
例えば、、
喧嘩が絶えなかったご夫婦だったのに
相手が先に旅立たった後、
残された方は
いい面ばかり思い出して寂しくなったり
病気やケガをしたときには、
助けてね、、と故人にお願いしたり、
何かで救われたときには、きっと
あのひとが見守っていてくれたからだ、、と
考えたりします。
お仏壇やお墓で、向こうにおられる方々に
誰にも言えない本音を聞いてもらったりします。
これはごく普通のことで、
同じ状況になると誰もが
きっと助けてくれたのね、
きっと聞いていてくれるわ、と
どこかで信じて感謝の念を向けておられるでしょう。
ところが、
お互い肉体をもってここにいて
現実にご本人を目の前にすると
お互いどうしても素直にはなれない。
どうしてこう言ってくれないの
なぜああしてくれないの
大事なときに手助けしてくれない、
わたしの気持ちをわかってくれない、と、
相手にイライラをぶつけてしまいます。
肉体があるって、、
尊い有難いことだと思うのに、、
肉体を脱いで魂の世界に帰った相手にしか
素直になれないなんて、、
これも、ひとの悲しいサガですね。
かく言うわたしもその仲間です。
本人を目の前にすると
コトバに詰まります。
肝心の言いたいことの半分も言えず、
また言おうとすると
頭の中がぐるぐるしてきて別のコトバが
口から出てきたりします。
あんなこと言いたいのではなかったのに、、
と後悔することもしばしばあります。
そんなときは、一度仕切り直しをして
落ち着いてから、
お相手の向こう側におられる方に
話しかけるような意識で
お相手と向き合ってみるのがいいと思います。
そのあなたの目の前にいる
肉体を持ったお相手にも、
視えないけれど守護霊やご先祖様がおられます。
あなたに守護霊やご先祖様がおられるように。
肉体を持つお相手を
今、神格化して接するまでは、なかなかできないでしょう。
身近なひとになればなるほどできません。
けれど、
その向こうにいる存在に話しかけるように
意外と素直な本音、柔らかいコトバが
出てくるものです。
誰でも丁寧に接してもらえると嬉しいし
傷つきやすい本音をそっと差し出すひとには
戦闘態勢もほどけるというものです。
どうぞ一度、あなたの大切なひとに
試してみてください♡
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Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
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