大変興味深いお話の連続で、2時間があっという間でした。
元々ご自身は数学がご専門とのことで
さらに量子力学やカオス理論などをご研究を進められる中
目に見えない心の世界、
”意識”というもののハタラキについて
もっと知らなければならないと気づかれたとのこと。
石清水八幡宮の権宮司として
神仏習合を理解されるお立場から、
現在の日本の在り方について、
多岐にわたる文化・社会・研究活動に携わっておられます。
カオス理論の面白さ、この世は予測のできない世界であること。
そんな不確かな世界なのに、実は法則性があること、、などのお話に始まり
日本の歴史や、神仏習合について、
明治政府が施行した神仏分離令が日本人に与えた影響。
鎮守の森を受け継ぎ守ることの重要性や
南方熊楠氏の神社合祀反対運動のお話まで。。
こちらにご紹介しきれないほど
多岐にわたるお話を聞かせてくださいました。
全国には約85,000を超える神社があり、
約77,000を超えるお寺がある。
現在でこれだけの数があるのですから、
明治以前にはもっと多くの寺社があったのでしょう。
そこにそれぞれ人が集まり、寺社を祀り守る
細かなたくさんのコミュニティと
住民のネットワークが張り巡らされていたのでしょうね。
わたしは寺社仏閣は
”通信基地局”である、という持論があります。
清々しい気が漂う参道を歩き
境内に身を置いて手を合わせるとき
雑念が鎮まって天と繋がりやすくなる。
祈りを捧げると、まずは
自分自身がそれを心の声で聴き
守護霊に届き、自ずと天に
伝わっていきます。
そんな通信基地局が
日本全国に張り巡らされエリアが重なり合い
目に見えないシールドで国土を護っているとしたら。。
わたしたち個々の祈りのチカラは
決して侮る訳にはいきませんね。
個人の幸せ感がひいては国全体を守る
強いオーラのシールドが形成されていく
そんなイメージを持っています。
ひとつがすべて
すべてがひとつ
自分の中に、目に映る全てがあり
目に映る全ての中に、自分がある。
そんなことを考えながら
田中権宮司の背景に広がる映像を
ぼぉっと眺めていたわたしでした。
お話は尽きず、
最後までのこって、質問などさせていただきました。
山本さん、えりかさん、
田中権宮司、スタッフのみなさま
貴重な講演会を催してくださり
本当にありがとうございました。
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
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