母は、ときどき
父にちょっとしたいじわるをします。
いじわる、というと
語弊がありやもしれませんね。。
からかう、と言った方がいいかも。
からかうって、
冗談を言ったり困らせたりして
相手の嫌がる言動をして面白がることです。
必ずしも悪意がある訳ではないけれど
ほどほどにしないと
相手からは完全に嫌われる行為です。
母の場合は、
例えば、
好きな女の子をからかって
気を引こうとする男の子、、に近いような
感じかな、、と思います。
けれど、はたでみていても
父からも、母がときどきすることは
”いじわる”にしか見えないところが
悲しいことです。
母は立派な優しいひとです。
これは、わたしの仕事だから
と決意して
朝から晩まで
父の食事を作り片づけ、
粗相した汚れ物を洗い、、
何から何まで世話をしています。
一方、父には、そんな優しい母から
いじわるのような、
からかいを受ける理由が2つあると
みています。
ひとつは、父は耳が遠いのもあり、
普段は何事にも
無反応か、難しい顔をしていること。。
ですから、母はきっと
なにかしら感情に揺さぶりをかけて
反応して欲しい
笑って欲しいのだろうと思うのです。
コミュニケーションがとれない寂しさは
母が切実に感じていることのひとつです。
もう一つは、父には
大事なひとことを言ったことが
一度もない、ことだとみています。
般若心経は熱心に唱えても、
自分の世話をし続けてくれているひとに
『ありがとう』と言わないことです。
あまりにも世話してもらうのが当たり前で
そんな発想は浮かびもしないようにみえます。
尊いお経を唱えることは
もちろんいいことですが、
それと同時に、
一番身近なひとに『ありがとう』と
伝えること、
伝えている姿を天に見せることが
何よりも喜ばれるのではないかなぁと
思うのです。
差し出したものが返ってくるのです。
だったら、そう言ってあげれば?
というお声が聞こえてきそうですが。。
そんな夫婦関係は長年にわたって
お互いで築いてきたもの。
いくら娘とはいえ、
改善を頼まれてもないのに
余計な口出しは無用です。
それこそ、
言葉にしないコトバは一番伝わる
-『魂学®のすすめ』より-
ので、
お互い、阿吽の呼吸で
いさかいあったり、からかいあったりして
2人なりに落としどころをみつけて
時間を過ごしているんだろうと思います。
お互いを思いやっていることは感じられますから。
大丈夫。うん。
つい、身近なひとをからかってしまう。
ちょっとしたいじわる心が出てしまい
嫌がられているのはわかってもやめられない、、
という人の心の中には
誰にも言えない「寂しさ」を
抱えているのではないでしょうか。
わたしをちゃんと見て欲しい、構って欲しい
無視しないで欲しい、、
という思いが隠れているのかもしれません。
今日は9月9日重陽の節句。
両親のさらなる健康長寿を祈ろうと思います。
2人がこれからも
仲良くケンカ🐈♡🐁できますように。
*・゜゚・*:.。..。.:*・★・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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Thank you for reading my blog.
Sofie KT.
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