専業主婦(主夫)、、って、、
昔のわたしにとっては、一番やりたくない、しんどい”仕事”でした。
そこに在るだけで、こんなにクリエイティブで、祈りそのもので、自ら太陽として輝きその光が家族をも照らし輝かせる。。
そんな影響力の大きさも知らずに。
家族のお世話のなんだかんだを一人で背負って、誰にも褒められず感謝もされず、いつも日陰の存在で、我慢ばかりしているような。。そんな存在が主婦(主夫)像だった。
昭和のお母さん像が目に浮かぶでしょうか。
はい、昔の母のイメージでした。。
兄と弟に挟まれた女の子、ということで母はどうしてもお手伝いをわたしに言ってくるのですが、子どものころから大変反抗的なわたしでした。気が強くて口が達者で頑固(笑)
兄と弟には手伝えと一言も言わない母に、いつもはてなマークを飛ばしながら嫌々お手伝いしていました。←中学くらいからは、部活ばかりで大した手伝いもせずそんなにあてにもされていませんでしたが(笑)
え?そこに暇そうなお兄ちゃんがいるのに?
え?弟に頼めば?
は?なんでいつもわたし?
って。ひどい娘(笑)
お母さんあの時はほんとごめん。
当時の主婦は今よりももっと大変な重労働だったろうに。
分担してみんなでやろうっていう発想は一切なかったww
そんなこんなで、専業主婦にだけはなるまい
って固く心に決めていました。
それなのに、、やっぱりなるまいって決めていると、なっていくんですよね。
だって、そこにずっとフォーカスを置いているのだから。
天は、
あのこいつも意識がそっちに向いているなぁ、、
あ、そうか、ああなりたいんだ!
よし!かなえてやろう!
ってすぐに願いをかなえてくれます(笑)
いつの間にか、母と同じように専業主婦になっていました。
現代では、専業主婦・主夫が夢という若い方のお声も聞こえてくることがあります。価値観は時代と共にどんどん変わっていきます。
経済的に安定していて、子育てに専念できてと、恵まれて幸せで言うことはないはずなのに、、、なぜか満たされない。
そもそも、わたしという人間は、
生まれてこの方ずっと幸せの土台にいた。
そのことにさえまったく気づいていなかった。
そのうえで、罪悪感をもたず好きなことをすればよかっただけなのに。
そのことをお教えしに、小中高を講演して周りたいくらいですww 呼ばれたらシュッと参上しますww
とにかく、
「わたしが存在することが悪」という土台にいてまったく見えていない状態だった。
「いまここ」を機嫌よく生きていたらそれでいいのだって教わっていたら、どうなっていただろうな。
そんな主婦の葛藤に苦しんでいた時、「主婦こそ夢の自由業」(長澤信子著・三笠書房)という書籍を友人がプレゼントしてくれました。上昇志向が強くて、いつも何かしら努力していないと落ち着けないわたしに、この本はあなたにピッタリよと。
これはまるでわたしのために書かれたのではないかと、むさぼるように読みました。その後も何度も何度も読み返して。専業主婦から中国語通訳者として活躍されるまでの道のりを自分に重ねて思い描いて読んだ。これだ!やること見つけた!と(笑)
でも、
やっぱりどんなに頑張っても
ほかの誰かには、結局なれなかった。
いや、ならなくてよかったのだが。
自分の存在を頭から全否定しながら、
「ない」の上にどれだけ努力を積み重ねても、、
底に大きな穴が空いた水がめにどれだけ水を注いでも
苦労して汲んできて注いだ水は溜まってはいかなかった。
そのことを自ら納得するまで、
あの手、この手で経験を積みながらわからせてもらったのだと思う。
すべての経験がいま生かされている。宝物。
行き詰ったり、疲れがたまってきたりすると決まって、人のせい、周りのせいにしてきた。
まずは自分を見なさい
まずはあなたを愛しなさい
そんなに厳しく追い詰めないで
身体をこわしても気づかないわたし。。
光のサポーターたちはきっと
懸命にわたしに語りかけていたに違いない
オットも子ども達も友達もみんな
わたしを肯定していてくれたのに
愛し求めてくれていたのに
わたしだけがわたしに背を向けていたあの頃
四面楚歌だった。。
件の著者 長澤さんは、ご自分を愛しておられた。
ご自分を愛し、家族を愛し、家庭を愛し、そのうえで余りある愛情をご自分に注いだ結果道を開いていかれたのだ。
わたしは、その方が得た”結果”だけに憧れた。
専業主婦・主夫はマルチタレント。
最高にクリエイティブな仕事だ。
あなたの舞台をいかようにも創っていける映画監督のような。
暮らしの経営者。
太陽のように輝く存在
衣食住を整え、花を飾り、音楽を流し
暮らしが祈りそのもの。
その土台に立ち、自らの存在を認め愛するとき、道が勝手に開かれていくんだろうと思う
専業主婦・主夫というキャリアを創造的に営む力、楽しむ力は、
社会の中でどんな仕事についても生かされる
社会の中で幸せに活躍する方は
おうちの中も幸せで満たされている
どこにいても自分が太陽だと知っているのだから。
Thank you for readinga my blog.
Sofie KT.
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